雇用保険の資格を取得すると

事業主には「資格取得等確認通知書」というものが
被保険者（従業員さん）には、同じく「「資格取得等確認通知書」と「雇用保険被保険者証」
がセットになったものが（私たちは被保険者証と呼んでいます）
役所の控えとしてもらえます。
電子申請をしているとこれらは電子公文書としてPDFで取れるのですが。
従業員さんの控えは事業主さんへ「渡しておいてください」みたいなかんじで
お送りすることが多いです。

そこからこの紙がどんな扱いを受けるのかこちらはわかりません。
大昔は年金手帳に挟んで事業主が預かっていて
退職時に本人に渡していた
というケースが多かったですが、
年金手帳も廃止になり、
被保険者証もデータ化され、
打ち出された紙を
ご本人がどんなふうに保管されているのか・・

この被保険者番号は会社が変わっても変わらず
雇用保険の手続きをする際、マイナンバーとは別に情報が要るので
入社時に聞きますが、
持たれていない方が多いです。

まあ、もしなくても、
前職の会社名と加入期間を聞けば、
それを書いて申請すればＨＷが調べてくれますが
いっそ、もうマイナンバーだけで良くない？
と何度も思いますが。。

良く退職時や
退職してから次の職場でこれを言われた際
「もらってない！」
と言ってこられる方が多いのですが、
（入社後にこちらは渡してはいますけどね。。）
使う機会は次の就職先くらいで期間が長期に及ぶので
致し方ないですね。。

さて、前置きが長くなりましたが
そんな存在があやるやな5年以上前にお渡しした被保険者証が
当事務所に「よろしくお願いします」と、美しい状態でやってきた
前の職場で手続したのもうち、
退職され、次の職場で手続するのもうちだったおかげで
一巡してきた被保険者証
大切に扱われてきてうれしかったとスタッフが
感謝の朝礼で話してくれました。

持ち主さん、きっといい子ですね。
そして手続きの紙（データですが）ひとつで
仕事の意義を妄想できるスタッフも素敵です。

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